エボラブルアジアとアドベンチャーの比較(月次)

エボラブルアジアとアドベンチャーの月次比較

簡単にまとめると

  • 旅行関連で明暗
  • アドベンチャーはこのまま順調なら売上は2倍に。
  • 一方でエボラブルアジアは直販で前期まで順調だったのにかなり伸びが鈍化

アドベンチャーの業績

取扱高

取扱高は2倍ペース。かなり凄い。そろそろ鈍化するかなと思っていたが、まだ続いている。売上高は取扱高の約14%で取扱高が倍になれば、売上も倍になる。(厳密には完全な比例ではないがほぼ)

取扱高(億円) 前期比
11月 非開示 +100%越え
12月 非開示 +100%越え
1月 非開示 +100%越え
2月 32.1 +125%
3月 40.4 +146%
4月 37.7 +98%
5月 42.5 +125%
6月 49.5 +120%
7月 66.3 +113%
8月 56.9 +121%

広告費

アドベンチャーの取扱高は2倍ペースにはからくりがある。それが広告費の投資。前期の売上52.6億円のうち広告費は36億円も投入。売上高の68.3%も使っている。

広告費は今後2年間で100億円以上を想定しているらしい。作戦としては、採算ギリギリで投資しまくって、知名度アップやシェアをとりにいく作戦。まず使ってもらってリピーターになってもらい、アプリをダウンロードしてもらうというかんじ。

当然、こんなに投資すれば、資金が厳しい。前々期12.3億円あった現金は前期末で6.2億しかない。これでは資金がキツイので7月に7億円を借り入れしている。売上伸びて売掛金等増加により運転資金が必要だし広告費を投入しまくりだし当然のことだけど今後2年間で100億円以上広告費投入するならもっと資金が必要になるので、すぐとはいわないが頃合いをみて、増資などの資金調達はしそう。

エボラブルアジアの業績

エボラブルアジアはITオフショアの事業もありますが、ここではアドベンチャーとの比較のため、関係のある月次の直販取扱高を見ていきます。エボラブルアジアは旅行関連で直販取扱高以外にも外部の提携会社経由での取扱高も存在しますが、開示で内訳が不明なためふれません。

直販取扱高

evolableasia
グラフ.エボラブルアジア直販取扱高

OTAの旅行関連は成長市場なのだが、グラフの通り伸び率はひどい鈍化である。

アドベンチャーの伸びとは対照的。

エボラブルアジアは前期末の決算発表時(11月頃)に、直販に力を入れるとアナウンスしていたが、失敗したっぽい。ただ先ほども述べたように、エボラブルアジアはOTAも直販だけではないし、OTA以外にもITオフショアの事業もあるので注意。そろそろ本格的な対策をしてくるだろう。広告費を惜しまないようなアドベンチャーと同じやり方へ変更すれば、レッドオーシャンになるかも。今後も注目ですね。

直販取扱高は以下の通り。

直販取扱高(前期比)
10月 +74%
11月 +75%
12月 +75%
1月 +74%
2月 +60%
3月 +76%
4月 +53%
5月 +42%
6月 +30%
7月 +22%
8月 +10%

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