ひふみ投信の運用レポート分析(10月分)

ひふみ投信マザーファンドの10月分の状況のまとめ。

ひふみの運用成績(10月分)

指数

10月は日経平均がさらに急上昇。日経平均+8.1%やTOPIX+5.4%となった。

ひふみ投信の基準価額の上昇率は+4.9%で、日経平均+8.1%やTOPIX+5.4%と比べると少し物足りない結果に。

10月騰落率
TOPIX +5.4%
日経平均225 +8.1%
ひふみ投信基準価額 +4.9%

前月の組入銘柄上位の騰落率

銘柄コード 銘柄名 構成比率 9月末の評価額(億円) 10月騰落率
8439 東京センチュリー 1.9 75 -2.7%
9616 共立メンテナンス 1.8 69 +6.3%
MSFT *マイクロソフト 1.7 67 +12.8%
3076 あい 1.7 65 -1.1%
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.7 64 +4.4%
9437 NTTドコモ 1.6 61 +6.6%
7203 トヨタ自動車 1.6 60 +4.2%
6723 ルネサスエレクトロニクス 1.5 59 +18.3%
5401 新日鐵住金 1.5 59 +4.5%
6963 ローム 1.5 58 +8.5%

*マイクロソフトは円換算後の数値

大型株

日経平均は9月に続き10月も大きく上昇したが、ひふみは、9月末時点ですでに大型株を新規に大量買いしていた点や9月に300億以上資金流入したにも関わらず、むしろ現金等が130億以上減少し大きく買いポジションをとっている点はさすがだなあというかんじ。

ただ新規組入の大型株がUFJ、トヨタ、ドコモ、新日鐵住金だったため結果が大してついてこなかった。ドコモはTOPIXを上回ってはいるが。

半導体関連株

日経平均の急上昇が始まった9/8~前営業日の11/2までで凄まじい上昇率を記録したのが半導体関連株であった。

ひふみは、ルネサスやロームなど半導体関連株をもともと組入上位銘柄にしていた。このへんもうまいなあと思う。

半導体関連株と日経平均の急上昇については以下の記事を参照してください。

時価総額上位300銘柄の上昇率比較

 

外国株

上位の組入銘柄でマイクロソフトアマゾンの決算がらみの上昇も基準価額の上昇に大きく寄与した。

アマゾンなんて決算後+13%だった。アメリカ株が気になる人は以下の記事を参照してください。

NASDAQ+2.2%の大幅上昇

まだひふみは外国株を組入してからそんなに経っていない。ただマイクロソフトとアマゾンも投資としては現在のところ結構うまくいっている。アマゾンは買増ししているし(下の推定売買のところ参照)。

後で詳しく説明するが自分の予想では、外国株の組入はこれからもっと増えるのではないかと思っている。

推定売買

買増したであろう銘柄

買増しして保有額が増えたものは、あいホールディングス7億円分、アマゾン約9億円分。

(→あいホールディングスについては7億円で1%未満なので大量保有報告書(変更報告書)は提出されない可能性が高いです。)

 

新規で組入上位に入った銘柄

新規で組入銘柄の上位に入ったものは古河電工、アマノ、兼松で少なくともそれぞれ4億、5億、5億円以上の保有額増加。

九電工は7月、8月と上位銘柄に入っていたが、9月に消えていた。これはおそらく売却ではなく他の銘柄の保有額が増加したため9月に上位銘柄から消えていたと思われる。九電工は9月か10月に10億近く保有額を増やしているはず。

保有額がほぼ変化なしで、売買しなかったであろう銘柄

マイクロソフト、共立メンテナンス、東京センチュリー、ルネサスはほぼ変わらず

売却したであろう銘柄

前月に上位銘柄に入っていたUFJとルネサスは最低でも数億は売却したとみられる。

外国株の組入

自分の予想では、外国株の組入はもっと増えるのではないかと思っている。その理由は以下の通り。

  • 純資産総額の増加はまだまだ続くと予想できるから。
  • それにつれて大型株比率も上昇すると思う。
  • 大型株で成長している銘柄は多くない
  • 特に日本株は少ない
  • 日本株で時価総額が最大なのはトヨタだけどアマゾンはその2倍以上の時価総額があって直近の決算後+13%とかになっている。トヨタが決算後+13%なんて想像できない
  • まだひふみは外国株を組入してからそんなに経っていないが、そんななかでマイクロソフトやアマゾンといった外国株投資の初期段階からの成功体験は、もっと外国株投資を増やしていくことの後押しになるのではないかと思う。

以上の理由からひふみの外国株の組入はもっと増えるのではないかと思っている。あくまでも予想だけど。

純資産総額の増加については下に詳しい推移グラフがあります。

ひふみ投信マザーファンドの組入銘柄数と純資産総額の推移

ひふみ投信マザーファンド組入銘柄数と純資産総額推移グラフ
ひふみ投信マザーファンド組入銘柄数と純資産総額推移グラフ

 

上の図の通り、TV放送あたりから急増している。

「カンブリア宮殿」放送前の1/30時点比で純資産総額は

3.5倍になり、1銘柄当たりの投資額は9億円から

21億円で倍以上になった。

ひふみ投信マザーファンドの10月資金流入額は250億円超で純資産総額は4330億円に。

基準価額が順調に上昇すれば資金流入はまだ続くと思う。日経平均が上昇しているので追い風。

つみたてNISAにひふみ投信と、ひふみプラスが対象商品に選ばれたことも大きい。

これからしばらく日経平均が高値をキープすれば、純資産総額は順調に増加しそう。

 

過去の運用レポートの記事も合わせてどうぞ

ひふみ投信の運用レポート分析(9月分)

ひふみ投信の運用レポート分析(8月分)

ひふみ投信マザーファンドの組入銘柄上位リスト

銘柄コード 銘柄名 構成比率 10月末の評価額(億円)
MSFT マイクロソフト 1.8% 76
9616 共立メンテナンス 1.7% 73
8439 東京センチュリー 1.7% 73
3076 あい 1.7% 71
6723 ルネサスエレクトロニクス 1.6% 70
5801 古河電気工業 1.6% 69
AMZN アマゾン・ドット・コム 1.5% 67
6436 アマノ 1.5% 66
8020 兼松 1.5% 66
1959 九電工 1.5% 65

 

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